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携帯サイト全体の方向性を決定付けると共に、携帯サイト独自の文化を作り上げる重要な要素となっていったのである。 ネット界隈からお茶の間まで、PCサイトが話題の中心を握る。

一方その頃、PCサイト側はどうなっていたのだろうか。 2000年頃に起きたネットバブルの崩壊、さらにIモードブームなどによって、しばらくPCサイトへの注目は薄れていたのだが、ブロードバンドと新サービス、さらに新興企業などの影響によって、お茶の間まで賑わすほどの脚光を浴びるようになっていたのである。
「話題」という点で最も象徴的なのは、東証マザーズやナスダックジャパン(現在は大証ヘラクレス)といった新興市場の増加によって上場を実現し、一撰千金を得た。 「IT社長」ブームだ。
中でも代表的といえるのが、一連のL、及びH元社長に関する報道であろう。 2004年のプロ野球球団買収参入騒動で一躍注。
目を浴びた同社は、2006年の粉飾決済によるH氏の逮捕に至るまで連日ワイドショーを賑わせることとなった。 この一連の報道は、結果的にネット企業や新興市場に悪い印象を残すこととなったものの、当時のPCを中心としたネットIT関連企業の勢いを、多くの人、に如実に示していたことに間違いないだろう。
またサービス面においては、グーグルの台頭が見逃せない。 グーグルが日本向けのベータ版検索サービスを開始したのは2000年。
だが2001年に日本へ本格進出してからは、ポータルサイト各社にエンジンを提供するなど本格攻勢を開始ブロードバンドの普及でPCでのインターネット利用者が増えると共に、ウェブサイト検索サービスとして確固たる存在を築き、この時期には既になくてはならない存在となっていたのである。 グーグルはその後も「ジーメール{0∃R})」「グーグルーマップス(G。。gleMaps)」などの画期的な新サービスを開発し、現在でも高い人気を博しているのはご存じの通りだ。
携帯サイトに再び注目が集まる「融合期」(2005〜2007年)。 ユーザーの分断によって、携帯とPCのネット文化はそれぞれ独自の道を歩み続けるかに見えた。
しかし2005年頃になると、そうした流れにも変化が起き、互いの環境が徐、に歩み寄りを見せ始める。

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